与るの例文や意味・使い方に関するQ&A

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Q: 名词化时のこと的区别?
A: 動詞に付けられる「の」は:
1.動詞の名詞化
2.別の名詞の代替
のふたつの機能で使われています。

「の=こと」は不正確な定義です。それは2.の中の一例に過ぎません。
⇒あそこにいるのは誰? の=人
⇒その靴よりもこっちにあるのが良い。 の=靴
⇒わがまま言わないで、もらったので遊びなさい。 の=物(玩具か?)
⇒何をやっても半人前、食べるのだけは一人前。 の=こと

1と2ははっきりと区別されなければなりません。
「の」が動作行為を抽象的な名詞に変えている名詞化(1)と、「こと」の代替として使われている「の」(2)は違うものです。

「こと」は抽象的な意味を持つ名詞です。「こと」を付けると動詞が抽象化されるのでなくて、動詞が「こと」と言う抽象名詞にされるのです。
一方動詞の完全な抽象化は「こと」を使わず、「の」を使います。

⇒走ることは健康のためによい。
この「こと」は「行為」という抽象名詞と同じです。
⇒走るのは健康のためによい。
この「の」は「こと」「行為」あるいは他の名詞を代替しているものです。

⇒遠くを汽車の走るのが見える。
この「の」は絶対に「こと」に置き換えられません。「こと」は決して見えないのですから。
「の」を代替語として捉えるなら、代替される単語は「姿」や「様子」などでしょう。
しかし「の」が「走る」を抽象名詞にしていると捉えることもできます。見えているのが「走る」という動作そのものであるなら、名詞を付けることはできません。

この名詞化というのは文法の制約によって出現しているものです。文法上で動詞を名詞にしなければ文法の決まりから逸脱するために名詞化が起こるのです。英語のgerundもまったく同じでしょう。
⇒Your going will make us frustrated.
Your go will~と言えないから名詞化されています。Matter of your going will~と言う必要はないのです。英語のこのgerundを理解しているにも関わらず、日本語になるとmatterを付けたがる心理はどうなっているのでしょうか。

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