何ぞの例文や意味・使い方に関するQ&A

A: 方言の言葉？

A: 文語（written language）で、「何であるか」という意味です。
例：人生とは何ぞや。（What is life?)

また、古い日本語で、「何か」という意味でも使いました。
例：「何ぞないか」(Isn't there something/anything?)

A: 参ろう means "do something and go somewhere".

A: 「どこぞで何かあったようですね。」「何ぞおっしゃいましたか?」
→通じますが、「どこかで何かあったようですね。」「何かおっしゃいましたか？」の方がよく使います。

先にも書きましたが、「いつぞやはどうも。」今の日本語で「ぞや」を使って自然なのはこれくらいではないでしょうか。これも、「この間はどうも。」や「先日はどうも。」の方がよく使います。

少し古い文ならまだいくつかあるようですが、使わない文を覚えても仕方がないと思うので、ここまでにします。

A: 日本語の疑問詞には、
「何・なに」
「誰・だれ」
「何時・いつ」
「何処・どこ」
「幾つ・いくつ」
「幾ら・いくら」
「何故・なぜ」
などがあります。

現代の日本語では、それぞれに「〜か」をつけて疑問を表しますが、古い日本語では「〜ぞ」をつけて、その疑問を強める言い方にしていました。
「何か・なに」→本当に何か＝何ぞ
「誰・だれ」→本当に誰か＝誰ぞ
「何時・いつ」→本当に何時か＝何時ぞ
「何処・どこ」→本当に何処か＝何処ぞ
「幾つ・いくつ」→本当に幾つか＝幾つぞ
「幾ら・いくら」→本当に幾らか＝幾らぞ
「何故・なぜ」→本当に何故か＝何為せぞ（なんすれぞ）

これらは疑問詞に「〜ぞ」という助詞を使った言い方で、ことばの定義というよりも文法の使い方なので、必ずしもこれらすべてが辞書に載っているわけではありません。また、「〜ぞ」という言い方は、現代では話しことばで使われることはなく、書き言葉で使われることがあるのみです。

A: 古い言葉なので、かっこよく言いたい時は言うかもしれません。使うと風流な感じになりますね。

日常ではあまり使いませんが、カジュアルシーンで使うと面白くなります。


例1）日本でしか使えない日本語を勉強する…これは何ぞや。

例2）「ボーナス入ったよー」「何ぞ！！」

A: 録音ありがとうございました。