多彩の例文や意味・使い方に関するQ&A

「多彩」の類語とその違い

Q: 多彩 と 色とりどり はどう違いますか?
A:多彩」の方がよりformal、という印象はありますが、「色とりどり」もそれほどcasualではなく、ややformalな文章にも使用可能です。

formalityの違いより、意味の違いの方が大きいと思います。
色とりどりは、文字通り「様々な色の(赤、黄、緑…)」という意味です。
よって、下記のA、B、Cは自然ですがD、Eは不自然です。

A その庭では色とりどりの花が咲いていた。
B 大皿の上に色とりどりの果物が盛り付けられていた。
C 成人式の日には、色とりどりの着物をまとった女性たちで街が華やかになる。
D 色とりどりの才能を持っている人がうらやましい。
E この詩集を読むと色とりどりの表現に心を奪われる。

多彩は、「様々な色の」という意味で使うことも可能ですが、それよりも比喩的に「様々な」という意味で使われることが多い印象です。下記のD'とE'は全く問題ない表現です。A’、B'、は間違いではありませんが、私だったら色とりどりの方を使います。C'はCと同じくらい自然な気がしますが、「様々な色の」より少し意味が広い(例えば、「様々な模様の」のように色以外の意味も含む)印象です。
このへん、微妙なので人によって意見が違うかもしれません。

A' その庭では多彩な花が咲いていた。
B' 大皿の上に多彩な果物が盛り付けられていた。
C' 成人式の日には、多彩な着物をまとった女性たちで街が華やかになる。
D' 多彩な才能を持っている人がうらやましい。。
E' この詩集を読むと多彩な表現に心を奪われる。

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