末期の例文や意味・使い方に関するQ&A

「末期」の類語とその違い

Q: 末期の すい臓ガンです。あと3か月と思ってください。 と 末期の すい臓ガンです。3か月しか生きられません。 はどう違いますか?
A:
意味は全く違います。これを同じだとみなすにはかなりの無理があります。
「あと3ヶ月と思ってください」
あと3ヶ月もしくは、その前後であろうと予想できるので、そのつもりでいて欲しい、心の準備をしておきなさい、というニュアンス。

「3ヶ月しか生きられません」
3ヶ月と断定しています。この時点で余命の期間に関して全く異なるニュアンスが含まれているとわかります。


「〜と思っておいてください」
は、
①「ほとんどの確率で〜になるとは思うが、断定できるほどの自信がない」またときにはそれに加えて、「相手への配慮を示したい」場合の言い回し。あなたの例文のように、命に関わる内容などのセリフでは、何が起こるかわからないため断定を避けて、このような言い回しにする事はよくあります。

②「確実に〜になるから覚悟をしておけ」という言葉をあえて婉曲な表現をすることで「話者の言葉遣いを汚くせずに、かつ相手への強い意志を示せる」言い回しにもなります。これは主に「冷静な性格の人物、いわゆる大人が、相手に釘を刺すようなことを言う時に使います」

今回の例文は①です。絶対のない医療の世界だからこそ「余命3ヶ月です!」などと言うことは難しく、また、相手の気持ちも推しはかると、このように柔らかい言い方が一番合ってます。

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