証明の例文や意味・使い方に関するQ&A

「証明」を含む文の意味

「証明」の類語とその違い

Q: 証明 と 立証 はどう違いますか?
A:
❶どちらを使ってもOKな場合

・「彼が有罪であると証明/立証できるだけの証拠はまだ無い。」
・「彼女は、この仮説[数式・命題等]が真実であることを証明/立証した。」

❷「証明」を使う方が自然な場合

・「今大会のダークホースとみられていた○○高校は、初戦で強豪の××高校を下し(=勝利し)、その力が確かなものであることを証明した。」
…この文では「立証した」はあまり適していません。

※ざっくり言えば、論文や証拠書面などを提出して、それが真実であることを明らかにする場合には、証明・立証のどちらを使っても基本的に問題ありません。
 そうでない場合、例えば、AとBが試合をして/喧嘩をして、Aが勝ったという場面では、「Aが強いことが証明された」、「Aの力/強さが証明された」など、「立証」ではなく「証明」を使うのが良いと思います。

「立証する/した」は「証明する/した」と比べて、「論理的な関係性がより明確にみえる」、ないしは、「その論証の過程を、示された証拠から確認できる」といったような印象を与えます。
そのため、例えば、「目には見えない様々な要因が左右する場合(試合や喧嘩などでは、身体的・精神的・環境的コンディション、対戦相手との相性などが影響する)」や、あるいは、「『強さ』と言っても、色々あるように、何を以て強いと言えるのか、その基準・尺度が明確でないような場合」などには、論理的関係性が明確には見えないため、「立証」よりも「証明」が好まれるのだと思います。

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