酌むの例文や意味・使い方に関するQ&A

「酌む」を含む文の意味

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Q:酌む」と『汲む」の例文を(いくつか)お願いします。
A: 「汲む」「酌む」は言葉の意味が難しいところがあり、現在はどちらの漢字を使っても良いとしてる面もあります。
それを踏まえた上で、
「汲む」液体を入れ物にすくいあげることを指します。
もともとは茶道で釜からお湯をすくいとることを指したという説があります。
厳密には上記の意味ですが、実際にはなにかの入れ物に液体を入れること全般で使われる傾向があります。

・水を汲む → 水道からコップに水を入れる意味で使う。
・お茶を汲む → お茶を作って持ってくる意味で使う。
※液体をすくいあげるのでなく、水道やポットなどから入れる場合、正確には「◯◯を注ぐ」と表現しますが、日本人もこれらは正確な表現を知らない人もいて、区別なく使われてる場合も多々あります。

また「汲む」には「なにかの系統に属すること」という全然違った意味もあります。

・あの空手道場は沖縄の流派の流れを「汲む」
・この宗教の考え方は仏教の流れを「汲んで」いる。


酌む」については主に酒を注ぐ、という意味で使われます。
ただし「汲む」同様に使われ方が曖昧になっていて、酒以外を注ぐ場合に使われているケースもしばしば見ます。

また「酌む」にも全然違った使い方があります。

・人の意向を「酌む
・辛い心中を「酌む
→ 人の気持ちを理解して思いやるというようなニュアンスで使います。
この使い方に関しても現在では「酌む」と「汲む」どちらも使われているようです。

ただ、この二つについては日本人も漢字で書かず、ひらがなで書くことも多い気がします。(普段あまり使わない漢字のため)

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